最近は、SNSやYouTubeを開くたびに
「これが最強の勉強法!」
「この習慣だけで年収◯倍!」
みたいな情報が、わんさか流れてきますよね。
最初は「おお、やってみよう!」と思うのに、
三日坊主で終わって落ち込む…。
そしてまた新しい成功法を探して、迷子になる…。
もしあなたが今、そんな“成功法ジプシー”状態なら、
今日は少し肩の力が抜ける話をしたいと思います。
成功法がバラバラなのは、あなたがダメだからじゃない
英語の勉強ひとつとっても、
- 単語帳をとにかく回す派
- 海外ドラマで耳を慣らす派
- オンライン英会話で会話しまくる派
と、やり方は本当にバラバラです。
これは、「どれか1つが絶対正解」なのではなく、
人によって合うやり方が違うというだけの話です。
ダイエットでも同じですよね。
糖質オフで痩せた人もいれば、
筋トレ中心で痩せた人もいる。
つまり、
成功までの道は1本じゃない。
自分に合わない道を選ぶと、途中で心が折れる。
それだけのことなんです。

情報が多すぎると、人は動けなくなる
心理学の実験で、
「選択肢が多いほど、人は選べなくなる」
というデータがあります。
ジャムを24種類並べたときより、
6種類だけ並べたときの方が、
実際に“買う人”が多かった、という結果もあります。
成功法も同じです。
- 朝活がいいらしい
- 夜型でもOKらしい
- 独学最強
- やっぱりスクールが安心
…と、あれもこれも比べているうちに、
頭の中がパンパンになって、
逆に一歩も動けなくなってしまいます。
だからまず大切なのは、
「自分には絶対ムリなやり方」を
先にどんどん除外していくこと。
- 飲み会が苦手なら「人脈ゴリゴリ系」は一度置いておく
- 朝がどうしても起きられないなら「朝4時起き」は手放す
- 人と会うとぐったりするなら「毎日対面営業」はパス
「やらないこと」を決めると、心が少しラクになります。

まずは「自分のキャラ設定」をしてみる
自分に合う成功法を見つけるカギは、
いきなり方法を探さないことです。
その前にやることは一つ。
自分の「キャラ設定」をはっきりさせること。
ノートに、ざっくりでいいので書き出してみましょう。
- 性格:内向的?外向的?慎重派?せっかち?
- 得意なこと:コツコツ作業/文章を書く/アイデア出し など
- 苦手なこと:大人数の飲み会/電話/初対面トーク など
- 好きな時間帯:朝/昼/夜
そして自分に質問してみます。
- 「1人で黙々とやる方がラク?」
- 「誰かと一緒の方がサボらない?」
- 「短時間集中タイプ? だらだら長時間タイプ?」
この“自分仕様”がはっきりしてくると、
どんな成功法が合いそうか、少しずつ見えてきます。
たとえば――
- 1人の時間が好き&スマホでの作業が苦じゃない
→ ブログ・デザイン・動画編集など在宅系が向きやすい - 人付き合いは疲れるけど、コツコツ続けるのは得意
→ 毎日30分の積み上げ型の勉強や副業がハマりやすい
「自分のキャラ → 方法」の順番で考える。
これがとても大事です。

ロールモデルは「ちょっと先を歩いている人」でいい
ロールモデル(お手本)を選ぶときも、ポイントがあります。
それは、
スタートラインが自分と近い人を探すこと。
たとえば、
- 高卒・非正規からフリーランスになった人
- 内向的なまま、営業なしで収入を作った人
- 地方在住・お金も人脈もゼロから副業を始めた人
こういう人の話は、
あなたの現実に近いぶん、マネしやすいです。
逆に、
- 東大卒→外資→起業
- 学生時代から社長でした
- もともと超コミュ力お化けです
みたいな人のノウハウは、
「全部取り入れなきゃ!」と思わなくて大丈夫です。
その人が悪いわけではなく、
前提条件が違いすぎるだけ。
あなたから見て
「自分より一歩か二歩だけ先を歩いている人」を
探してみてください。
その距離感の方が、
心が傷つきにくく、希望も持ちやすいです。
まとめ
世の中に完璧な「成功マニュアル」はありません。
あるのは、
それぞれの人が試行錯誤してつくってきた
**“自分専用マニュアル”**だけです。
あなたも、これからの毎日の中で、
- 「これは意外と続けられた」
- 「これは3日で無理だった」
- 「こうすると少し楽しい」
そんな“小さな発見”を集めていけばいいのです。
成功法を探すことは、
自分を責めるための材料集めではありません。
「自分というキャラを研究して、
いちばん心地よく生きる方法を見つける実験」
だと思ってみてください。
スキルがなくても、学歴がなくても、
人間関係が苦手でも、大丈夫。
あなたに合う道は、必ずどこかにあります。
その道を一緒に探していけたら、うれしいです。
今日もここまで読んでくださって、ありがとうございます。