昭和時代の消費者
日本は第二次世界大戦の焼け野原から
高度経済成長期・バブル期をへて
ジャパンアズナンバーワンと称賛されるほどの
目まぐるしい経済発展を。成し遂げました。
しかし。 1990年代以降のバブル崩壊によって。
今まで長きにわたって経済低迷しています。
この要因に関してはいろいろな意見があると思います。
政治や金融政策面であったりとか対外貿易とか様々あります。
私は経済学者やジャーナリストではなくただの
失業したオッサンなので何も発言する権限など
ないのですが、
一つの要因として、右肩上がりの
経済成長をしていたときは
組織の力がものをいう時代だった
からだと思います。
組織の力と資本力でCM・広告活動をし、
大量生産・薄利多売で売りまくる。
そして消費者もその流れに乗り遅れまいと
大量に物を消費します。ましてや
テレビや車や冷蔵庫などの家電が
一般家庭に普及しだした頃は
「お隣の〇〇さん新車に買い替えられたわね~
そろそろウチも」といった感じで。
平成~令和時代は消費者の傾向の移行期
でも平成に入ってから
・インターネットの普及で消費や個人の価値観の多様化
・物はもう満たされている
・物質的な物よりも精神的な物に趣向が変わっている。
「車なんて動けばいいんだよ」
「シャネルやグッチのブランド物
で着飾るものは金持ちアピール
でなんかイヤらしい」
で消費者の考えが変わってきていることも
要因だと思います。また、その消費者の
考えの移りも速い。
令和は、それに見合ったビジネスを
していくようにしないといけません。
大企業は大量生産したりメディアを
使ったりできる点で圧倒的に強いが
変化や多様化への対応力は
個人でミニマムにビジネスを
行っているほうが有利です。
これは個人にもチャンスが
巡ってきているともいえます。
ですのでこの景気低迷は必ずしも
ネガティブなことだけではありません。