ゆる~く幸福な生き方

派手な近道ほど、実は遠回りな理由

派手な近道ほど、実は遠回りな理由

人はどうしても、派手で刺激の強い方法に目を奪われます。
「すぐ結果が出る」「楽して成功できる」
こうした言葉を見ると、心がザワッと動くのは自然なことです。

心理学ではこれを
「即時報酬バイアス」
と呼びます。

人の脳は、
・あとで大きなご褒美をもらうより
・今すぐ小さなご褒美をもらう
方を選びやすい性質を持っています。

SNSでもよく見かけますよね。
「○日で人生が変わった」
「一発逆転した方法」
といった投稿がバズりやすいのは、この脳のクセがあるからです。

でも、ここに大きな落とし穴があります。

本当に結果を出す人がやっていること

行動経済学や社会学の研究を見ても、
長く安定して成果を出している人ほど、やっていることは地味
という共通点があります。

・特別な裏ワザは使わない
・基本を大切にする
・同じことを、淡々と続ける

一見つまらない。
でも、これこそが現実を動かす力です。

哲学者アリストテレスは、
「人は、繰り返している行動の集まりでできている」
と語りました。

つまり、一度の大勝負ではなく、日常の積み重ねこそが人生を形づくるという考え方です。

投資の世界に見る「シンプルさの強さ」

世界的な投資家、**ウォーレン・バフェット**氏も、
派手な手法とは真逆の道を歩んできました。

彼が大切にしているのは、とてもシンプルです。

・よい会社を見つける
・安いときに買う
・長く持ち続ける

短期の値動きや流行には、ほとんど反応しません。
SNS
で話題になる銘柄にも、安易には飛びつかない。

この姿勢は、心理学でいう
「ノイズを無視する力」
そのものです。

情報が多すぎる時代ほど、
「何をしないか」を決められる人が、強くなります。

ダイエットに潜む同じワナ

これは健康やダイエットにも、まったく同じことが言えます。

1週間で5キロ減」
「食べるだけで痩せる」

こうした言葉は魅力的ですが、
実際にはリバウンド率が高いことが、多くの研究で指摘されています。

なぜなら、人は
「がんばりすぎると、あとで反動が来る」
からです。

社会学では、これを
反動効果
と呼びます。

無理な制限ほど、あとで爆発しやすい。
だからこそ、

・普通の食事
・少し体を動かす
・それを毎日続ける

この「退屈な方法」が、いちばん確実なのです。

少しずつでいい。それが最短ルート

ここで大切な視点があります。

短期間で結果を出すことより、
1
年後も続いているかを考えること。

人は「今すぐ変わらなきゃ」と思うほど、空回りします。
でも、人生はマラソンです。短距離走ではありません。

今日やった小さな行動は、
明日すぐには報われないかもしれない。
それでも、確実に「あなたの土台」になります。

派手さはなくても、
静かに積み上がる力は、あとから一気に効いてきます。

最後に

この世界は、
「目立つ人」
「声の大きい人」
ばかりが正しく見える構造になっています。

でも、静かに続けている人ほど、
本当は強い。

もし今、
「自分には何もない」
「うまくいかない」
そう感じているなら、焦らなくて大丈夫です。

あなたが今日続けた小さな一歩は、
もう立派な前進です。

派手じゃなくていい。
遠回りに見えてもいい。
続けられる道こそ、いちばんの近道なのです。

Recent Posts

  • この記事を書いた人

上昇亭徳人(管理者)

職場に馴染めない、パワハラ遭遇→うつ病 、左遷、頑張っているのに低評価→うつ再発、そして退職勧奨を受け退職。サラリーマンであれば絶対体験したくないことをほぼコンプリートさせていただきました。それでも独りひっそりビジネスで再起を図っています。

-ゆる~く幸福な生き方