こんにちは。日々の暮らしの中で、こんな声を感じたことはありませんか?
「これって前例がないからムリだよね…」
「成功した人は才能があっただけなんだ」
これは、実は私たちの脳が過去の経験や他人の例をもとに判断しやすい性質があるから起きています。心理学では“ヒューリスティック”(思考の近道)と言って、過去のやり方に頼ることで判断を単純化するクセがあると説明されているんです。
でもね…それは安心感をくれる反面、とても大きなチャンスを閉じてしまうことがあります。
なぜ「前例」が怖いの?
社会心理学の研究でも、人は「分からないこと」より「既にあること」を選びやすいという傾向が分かっています(行動経済学のプロスペクト理論でも説明されます)。「損したくない」という気持ちが強く働くからです。
たとえば学校のテストでも、知らない問題より前にやった問題の方が安心して選びたくなりますよね?それに似ています。
この思考は、仕事の世界でもよく見られます。

会社や社会は前例を重視しすぎない?
企業が人を採用するとき、「未経験OK!」と書きつつ、結局経験者を選ぶことがありますよね。これは「安心できる結果」を優先してしまい、まだ見ぬ可能性に目を向けづらくしているのです。
一昔前、リモートワークなんて「前例がないから効率が下がる」と避けられていました。でも、コロナ禍で世界中が実践したら…意外にも集中力が上がった人、家族と過ごす時間が増えてやる気が出た人もたくさんいました。
これって、「前例があるかどうか」ではなく、「今の自分に合っているか?」が大切だってことを教えてくれましたよね。
「前例がない」をチャンスに変える生き方
哲学者カール・ポッパーが言ったように、知識や判断は「永遠の真実」ではなく、常に更新されるべきものです。止まって前例を待つよりも、動きながら答えを作っていく方が未来は開けます。
例えば、SNSで成功している人の投稿を見て「私には才能がない」と思う人もいます。でも、それはその人の一部の成功例に過ぎません。あなた自身がまだ知らないあなただけのやり方や価値は、必ずあります。

過去の成功や失敗はもう存在しない
心理学では「アンカリング効果」というものがあります。「過去の体験が今の判断を縛ってしまう」こと。これは、固く根付いた思い込みになりやすいんです。
でもよく考えてみてください。
過去の成功体験って、今のあなたの状況と本当に同じですか?
過去の失敗体験って、あなたの未来の可能性を本当に決定づけていますか?
違いますよね。
過去はもう終わった物語。
今、ここで何をするかが、あなたの未来を作るのです。
「前例がない」は扉を開く魔法の言葉
さぁ、こう考えてみましょう。
「前例がない」=「まだ誰もやっていない自分だけの扉」
これってとてもワクワクしませんか?
社会や常識は、ときに私たちの翼を折ろうとします。
でも、本当の自分の声はいつもこう言っています。
「あなたはあなたのやり方でいい」
「今のあなたにしかできない未来がある」
過去の枠に縛られるのではなく、今のあなたが心の底からワクワクする方向へ、一歩を踏みだしてみましょう✨
未来はまだ白紙。
あなたのペンで、あなたの物語を書きましょう。