私たちが新しい挑戦を始める時、そこには必ず「動機」があります。
けれども、その動機は立派で壮大である必要はありません。
「かっこよく見られたい」
「今の自分を見返したい」
一見すると軽く思える動機でも、それが心に火をつけ、行動を続けられるなら十分に価値があるのです。
ハーバード大学の研究でも、「外からの評価」や「物質的な欲望」であっても行動の継続につながれば強力な推進力になると示されています。
つまり大切なのは「自分の心が本当に動かされるかどうか」なのです。
成功の後に待っている「空白」
しかし注意したいのは、目標を達成した後にやってくる“虚しさ”です。
たとえば、最新のスマホを手に入れても、しばらくすると「まあ、こんなものか」と思ってしまう経験はありませんか?
心理学者エド・ディーナーが提唱した「快楽順応」という概念があります。
人は環境や報酬にすぐ慣れてしまい、満足感が薄れていくのです。
だからこそ、成功を継続的に成長につなげるには「次の動機」を新たに設定する必要があります。
動機の進化が人生を広げる
最初は小さな自己欲求で構いません。
しかし、それを達成した後は 「誰かの役に立ちたい」「社会に貢献したい」 という大きな動機へとシフトしていくと、人生のステージは飛躍的に広がっていきます。
実際、企業家の多くが「最初はお金のために起業したが、今は社会課題の解決がやりがい」と語っています。
これは動機が自己中心から他者中心へ進化した証拠です。
ゴールの後を描いておくこと
私たちが陥りやすいのは「目標を達成したら終わり」と思ってしまうことです。
むしろ、本当の人生はそこから始まります。
だからこそ、挑戦する時には「その後どうしたいか」まで描いておくと、虚しさに飲み込まれることなく、次のステージへ進むことができます。