その我慢、本当に必要?
「ちょっと我慢すれば丸く収まる」
「空気を読んで黙っておこう」
そんなふうに毎日をやり過ごしていませんか?
確かに、大人としての節度や辛抱は、ある程度は必要です。
すぐに怒鳴ったり、衝動的にお金を使ったりしていたら、自分の人生もまわりの人間関係も崩れてしまいます。
でも――
気づかぬうちにやっている「本音を押し殺す生活」は、あなたの心と体を静かにむしばんでいるかもしれません。
脳は“痛み”を覚えている
最新の研究では、我慢によるストレスは、物理的なケガと同じくらい脳にダメージを与えることがわかっています。
つまり、
ただ「黙って耐える」ことは、脳に“痛みの記録”を刻み続けているということ。
「そんなことで?」と思うかもしれませんが、
たとえば毎日、「イヤだな」「つらいな」と感じながら働いたり、人間関係に無理して合わせたりしていると、脳はそれを“ケガ”と同じレベルでダメージとして記憶します。
長く続けば、心も体もすり減って、やがて燃え尽きてしまうのです。
日本社会が教えた“美徳という名の呪い”
昔、「おしん」というドラマがありました。
つらいことにも耐えて、歯を食いしばって生きる姿が美しく描かれ、多くの人が感動しました。
それ自体は素晴らしいことですが、
そこから「我慢こそ正義」「感情を抑えてナンボ」という空気が、社会全体にしみついてしまったのです。
でも、それはもう時代遅れ。
あなたの魂は、「感じること」「表現すること」を望んでいます。
我慢の先に“自由な心”を取り戻す3ステップ
ではどうすれば、この“見えない我慢”から抜け出せるのでしょうか?
以下のステップを試してみてください。
①「イヤだ」と思ったら、自分にインタビュー
→ *「何がイヤなんだろう?」「本当はどうしたい?」*と自分に問いかけてみる
②「感情に名前をつける」
→ 例:「これは怒りだな」「これは悲しみかも」と、正直に認めてあげる
③「小さく外に出す」
→ 誰かに話す、ノートに書く、つぶやくだけでもいい。「出す」ことが癒しの第一歩です
心がラクになる選択をしてもいい
我慢が癖になっている人にとっては、
「感じる」「言葉にする」ことが怖く感じるかもしれません。
でも大丈夫。
あなたの心は、ちゃんとあなたの味方です。
少しずつでいい。
感情を信じて、自分を大切にする生き方に、切り替えていきましょう。