依存するという行為には良いものと
悪いものの二つの側面が存在します。
私たちの日常生活の中で、
これらの依存がどのように
影響を与えているのかを
探ってみたいと思います。
依存の現実
最近さまざまな分野で
不祥事が明らかになっています。
芸能界、宗教団体、企業など、
私たちが日頃から信じていたものが
急に信じられなくなる事態が
起こっています。
これらの出来事は、私たちが
今まで何を信じて生きてきたのか
と自問自答するきっかけになります。
しかし、だからといって
全く依存しない生活を送ると
いうことも不可能なのです。
良い依存とは
良い依存とは、自分自身を
成長させるための支えと
なるものです。
例えば経験豊富なメンターから学び
その指導の下で自己成長を目指す
ことは非常に価値のある依存です。
何もかも自分ひとりで
成功するということは、
この現実世界、
よっぽどの天才ではない限り
不可能です。
凡人が成功したいということ
であれば、モデルとなる
メンターを見つけ、
そのメンターから導を得て
自分自身を高めていくという
のが一番良いやり方です。
悪い依存とその影響
反対に何も考えずに
ただ楽しいから
面白そうだからと
いった理由で何かに
依存するということは
悪い依存です。
これは自分自身を成長
させることではなく、
不安定な基盤の上に
自分を置くことになります。
宗教団体特定の人物への
盲目的な信仰もこれに含まれます。
これらは最終的に不祥事などの
問題が発生したときに
自己否定に繋がり、 大きなショック
となります。
また、一時的な快楽を求める依存、
例えば、アルコール依存や
薬物依存もそうです。
まとめ。
依存は生きて行く上で
避けられないものですが、
その種類を理解し良い依存を
選択することが重要です。
自分自身を確立した上で
信頼できるもの、人から
導きを得て、
私たちはより強く自立した
人間になることができるのです。