悪者探しの社会に広がる仕組み
テレビやネットは、情報の窓口としてとても便利です。けれど、そこには小さな落とし穴もあります。
特にニュースやSNSでは、不祥事やスキャンダルが目立ちます。例えば、スポーツチームが負けたとき、すぐに「誰が悪かった?」「ミスしたのはどの選手?」と責任追及が始まること、ありませんか?
これが積み重なると、私たちの思考までが無意識に“批判的モード”に切り替わってしまうことがあります。
たとえば、2024年1月2日に羽田空港で起きた衝突事故。乗客全員が無事脱出したという奇跡のような救出劇がありました。でも、報道では事故原因や責任の所在、国や航空会社のミスが強調される傾向があり、ポジティブな側面は影に隠れがちでした ウィキペディア+2note(ノート)+2。
なぜ“悪者探し思考”は自分に跳ね返ってくるのか?
批判したそのエネルギーは、まるでブーメランのように、自分へと戻ってきます。
例えば、職場で同僚を責めていると、自分が失敗したとき、周囲も同じように責めてくる可能性が高まります。結果、自分の心が敏感になり、ストレスが重なってしまいます。
潜在意識は“鏡”のように働く
心理の世界には「鏡の法則」という考え方があります。これは「あなたが他人に向ける感情や言葉は、実は自分自身に返ってくる」というもの note(ノート)+2スピリチャルのブログ+2。
例えば、「周りの人が心ない態度に感じる」としたら、それはもしかすると、あなた自身がどこかで心の壁を作ってしまっているのかもしれません。反対に「温かさや優しさを感じる」としたら、それはあなた自身がその温かさを持っている証かもしれません。
ネガティブ思考は幸せ感を曇らせる
他人の欠点ばかりに目を向け続けると、逆に自分の中の悪い部分が浮き彫りになるように感じ、不安や落ち込みが強くなります。これはまるで心がネガティブなスパイラルに巻き込まれていくようなものです。
では、どうすればそのスパイラルから抜け出せる?
ここに、あなたが光を灯せるような、やさしい処方箋をお届けします。
- 日々の言葉を変えてみる:「私は価値ある存在」「私は前に進める」など、肯定的な言葉を声に出して、小さな灯火をともしてみてください。鏡のとなりに立つあなた自身が、その言葉を映し出します NeuroTech Magazine by VIE, Inc.。
- **心の中の“ポジティブ日記”**をつける:小さな「できた」や「嬉しかった」を書き留めると、あなたの潜在意識は確実に応援してくれます。
- 類は友を呼ぶことを信じてみましょう。自分の心が少しずつ変わっていくと、それを映すように周りの人や環境も変わっていきます note(ノート)。
まとめ
大切なのは、光を見つけることではなく、あなた自身が光になること。ネガティブに傾きがちなこの時代でも、あなたの中にある温かさは、とても尊いものです。
批判を手放し、優しさの種をまいてみませんか? 優しい言葉も、温かな思いも、あなたの大切な宝物です。
困難なときこそ、自分の中の“潜在する光”に気づいて、それを育てていきましょう。あなたはそれだけの力を持っています。