あなたの意思が弱いから、ではない
「やめたいのに、やめられない」習慣ってありますよね。
スマホ、夜更かし、甘いもの、見なくていいニュース…。
頭では「やめた方がいい」と分かっているのに、体が勝手に動く。
でもそれは、あなたの根性が足りないからではありません。
通知、ニュース、不安、ネガティブな言葉。
こういうものは、私たちの“注意”を引っぱるのが得意です。
つまり、負けているのは「あなた」ではなく、仕組みです。
ここに気づけた時点で、もう半分勝っています。

静けさを避けるほど、刺激に逃げる
人は、静かな時間が苦手です。
ひとりで考えると、心の中のモヤモヤが見えてしまうからです。
だから、スマホを開いて“音”で埋めたくなる。
これって、心の部屋を掃除したくないから、音楽を爆音で流すみたいなものです。
でも、静けさを避け続けるとどうなるか。
「自分の本音」が聞こえなくなります。
すると人生が、いつの間にか“通知に操作される側”になります。
スマホが悪いのではなく、静けさがゼロになるのが問題なんです。

孤独は焦らせる。ひとり時間は整える
ここで大事なのが、似ているけど違う2つです。
- 孤独(loneliness):不安でいっぱいの「ひとり」
- ひとり時間(solitude):心を整える「ひとり」
孤独が強いと、人は焦ります。
「早く埋めなきゃ」「誰でもいいから」「今すぐ安心したい」。
その結果、妥協したり、良くない関係にしがみついたりします。
逆に、ひとり時間がある人は、落ち着きます。
「私は何を大事にしたい?」「本当はどうしたい?」と確認できるからです。
ひとり時間は、愛の敵ではありません。
むしろ、愛を間違えないための“土台”です。

戻る場所は、数分で作れます
ひとり時間には2段階あります。
1つ目は、振り返る(内側を見る)。
そして2つ目が、記録する(書いて形にする)。
書くと何が起きるか。
「考えたつもり」が消えません。
昨日の自分と今日の自分を比べられます。
そして、人生が変わります。
なぜなら、書くことであなたは「参加者」から「作者」になるからです。
大げさなことは不要です。
おすすめはこれだけ。
スマホから数分離れる → 静けさ → 問い → メモ
問いはシンプルでOKです。
「本当は何が大事?」
「最近、後回しにしている宝物は何?」
健康、愛、仕事、夢。
あなたの心を満たす源ほど、なぜか後回しになります。
だからこそ、毎日“数分”でいい。
その数分が、あなたをあなたに戻します。
静けさは、怖いようでいて、実は味方です。
スマホを置いた手が、あなたの人生のハンドルを握り直します。
大丈夫。あなたは、戻れます。