悲劇を想像してなくても“流れ”は乗ってしまう
人は「大きな悲劇」を毎日イメージしていなくても、似た感情・考えの状態に長くいると、同じ方向の流れに乗ってしまう…という見方があります。
引き寄せの視点では、現実はまず「出来事」より先に、**思考・感情の状態(周波数)**に反応する、と考えます。
たとえば、心がずっと「怖い」「また悪いことが起きるかも」だと、脳は警報モードになります。すると世界は“危険だらけ”に見えて、行動も縮こまりやすい。結果として、選ぶ場所やタイミングも守りに寄りがちになります。

恐れが続くと「不運に合いやすい選択」になりやすい
恐れの状態で起きやすい内側の流れは、だいたいこの3つです。
- 外はコントロールできないという感覚に浸る
- 無力感・分離感を握りしめる
- 「どうせダメ」を前提にして、行動が雑になる(または止まる)
ここで大事なのは、出来事を引き寄せているというより、
恐れが続くと「選択の精度」が落ちて、不運な場所・不運なタイミングに近づきやすい、という点です。
雨の日に視界が悪いと、段差に気づきにくいですよね。
心も同じで、恐れの霧が濃いほど、目の前の安全な道が見えにくくなります。

前提を変えると、見える世界が“広がる”
ここで採用するエビデンスが効いてきます。
**ポジティブ感情の拡張‐形成理論(Fredrickson, 2001)**では、
前向きな感情はその場の気分を良くするだけでなく、視野を広げて、行動の選択肢を増やし、長い目で見た資源を育てると説明されます。
これを、引き寄せの言葉に“翻訳”するとこうです。
- 恐れの周波数:視野が狭い → 選択肢が減る → 行動が硬くなる
- 前向きの周波数:視野が広い → 選択肢が増える → 行動が柔らかくなる
だから、人生の前提を
「悪いことはいつでも起こる/運が悪いだけ/自分では変えられない」
から
「人生は自分が創っている/良いことが起きる前提で生きる」
へ寄せることは、ただの気合いではなく、見える道を増やす技術にもなります。

「持ち続けた前提」が、体験のしかたを形づくる
結論です。
人生は「たまたま」だけで決まるのではなく、**日々持ち続ける思考のクセ(前提)**が、現実の体験のしかたに影響します。
今日からの一歩は、小さくて十分です。
- 不安が出たら、まず 深呼吸3回(霧を薄くする)
- 次に「いまの前提はどっち?」と確認する
- 最後に「前向き側の1ミリ行動」を選ぶ(連絡1通、片付け1つ、調べ物5分)
前提が変わると、心のチャンネルが変わります。
チャンネルが変わると、見える景色と選ぶ行動が変わります。
その積み重ねが、あなたの“運の体感”を静かに書き換えていきます。