人生の意味が薄い日は「考えすぎ」かもしれません
「私の人生って何のため?」って、ふと空っぽになる日がありますよね。
でも、意味って“頭で作るもの”というより、体ごと夢中になった後に増えるものだったりします。
走って汗をかいたあと、料理を作り切ったあと、絵や文章が一気に進んだあと。
なぜか心がスッと軽くなる。
その正体が、**フロー(流れるように没頭する状態)**です。

フローと「人生の意味」は、つながっている
フローは、心理学で長く研究されてきた現象です。
有名なのはチクセントミハイの本(1990年)で、「技能」と「挑戦」がちょうど釣り合うと、人は深く没頭しやすいと整理されています。
そして重要なのがここ。
太極拳の継続者を調べた研究(2013年9–10月)では、フロー体験が**IKIGAI(生きがい=“生きる価値”)**に影響しうる、という関係が示されています。
さらに、同じテーマの論文(2014年)では、太極拳の実践でフローが高まり、そのフローが生きがい感や自己効力感を通して、心の健康の指標(SOC)に関わる可能性が示唆されています(参加者453名の分析)。
つまり雑に言うと、
「没頭できる時間が増えるほど、“生きる手触り”が増えやすい」
ということです。
意味が欲しいなら「15分フロー」を作る
人生の意味を探して本を何冊読んでも、心が動かない日があります。
そんな日は、探検の順番を変えましょう。**先に没頭、あとで意味。**です。
今日からの「15分フロー」3点セット
- 目標を1行にする
- 運動:15分だけ歩く/軽く息が上がるまで
- 料理:みそ汁だけ“丁寧に”
- 創作:見出しだけ10個
- 難しさを1段だけ上げる
「ちょい難しい」がフローの入口です(簡単すぎると退屈、難しすぎると不安)。 - 邪魔を1個だけ消す
通知オフ、机の上を1つ片付ける、など。
フローは繊細なので、まず“1枚だけ静けさ”を敷きます。
この15分を積むと、自己評価が少しずつ変わります。
「私、ちゃんと前に進めるやん」って。
その感覚が、意味の種になります。

まとめ:意味は「見つける」より「育つ」
人生の意味は、遠くの山頂に置いてある宝箱じゃありません。
毎日の没頭の中で、じわっと育つものです。
フローは、あなたを現実から逃がすためじゃなく、
現実を“生き直す力”を戻してくれます。
今日、15分でいい。
運動でも、料理でも、創作でも。
あなたの中の灯りは、長い悩みより、短い没頭で点きます。