心が重くなる正体は「情報の詰め込みすぎ」
最近、なんだか疲れやすい。 考えるのが面倒くさい。 新しいことに挑戦する気力がわかない。 もし心当たりがあるなら、それはあなたの「能力不足」ではありません。 ただ――脳がいっぱいになっているだけかもしれません。 心理学ではこれを**「認知負荷(にんちふか)」**と呼びます。 情報が多すぎると、人は考える力が弱くなり、判断ミスが増えるのです。 スマホにアプリを入れすぎると動きが遅くなるように、 私たちの頭も、知識や常識を詰め込みすぎると新しい発想が入らなくなります。 SNSを見続けて疲れるのも同じ仕組み。 ...
未来が見えない時代に立つ私たちへ
今の世の中は、まるで霧の中を歩いているようです。 景気は上下し、仕事の形はどんどん変わり、AIが人の仕事を奪うというニュースもあふれています。 少し前まで「安定」と言われていた働き方が、気づけば通用しなくなっている。 SNSでは「このスキルが稼げる!」「今すぐ始めないと遅れる!」という言葉が飛び交い、 心が追い立てられる人も多いでしょう。 でも―― 不安なのは、あなただけではありません。 社会学ではこれを「不確実性の時代」と呼び、 人は未来が読めないほど、焦りや恐怖を感じやすくなると言われています。 だか ...
明るさだけが正解じゃない世界へ
学校や職場には、いつも元気いっぱいで場を盛り上げる人がいます。 その笑顔や大きな声は、まるで太陽のように周りを照らします。 一方で、静かに物事を考え、落ち着いて行動する人もいます。 でもこの社会では、なぜか「明るくてテンションが高い人」のほうが評価されやすい空気があります。 もしあなたが 「一緒にいるだけで疲れる…」 「自分はダメなのかな…」 と感じているなら、安心してください。 それは性格の違いであって、欠点ではありません。 声の大きさ=正しさではない(心理学の視点) 心理学には「ハロー効果」という考え ...
「頑張りすぎ」が成功を遠ざける時代
昔は、成功する人といえば 寝る間も惜しんで努力し、根性で乗り越える姿が美徳でした。 でも今の時代、そのやり方で心や体を壊してしまう人がとても増えています。 実は、世界保健機関(WHO)は「燃え尽き症候群(バーンアウト)」を正式な問題として認めています。 頑張りすぎることで、やる気を失い、何もできなくなる状態です。 SNSでも 「努力しすぎて何も楽しくなくなった」 「頑張るほど苦しくなった」 という声があふれています。 成功は、苦しさの先にあるものではなく、 心が続けられる道の先にあるものなのです。 努力よ ...
未来が見えない時代を生きる私たち
将来のことを考えると、胸がザワザワしてしまう人は多いでしょう。 仕事はこの先もあるのか。 このままの人生で大丈夫なのか。 SNSを見れば、成功している人ばかりが目に入り、 「自分だけ取り残されている気がする」 そんな気持ちになることもあります。 でも実は、人間の脳は未来がわからない状態をとても怖がる性質を持っています。 心理学ではこれを「不確実性への不安」と呼びます。 つまり、不安になるのはあなたが弱いからではありません。 人としてとても自然な反応なのです。 不安は“今”に意識を戻すと小さくなる 行動経済 ...
あなたの価値は、 誰かと比べて決まるものではありません。
私たちは子どもの頃から、 「運動ができる人=すごい人」 という空気の中で育ってきました。 学校では足が速い子、部活で活躍する子が注目され、 自然とクラスの中心になります。 でも、よく考えてみてください。 走るのが速いことと、人としての価値は本当に関係があるでしょうか。 なぜ人は“目立つ才能”を過大評価してしまうのか 心理学には「ハロー効果」という考え方があります。 これは、 一つの目立つ長所があると、 その人全体を「すごい人」と思い込んでしまう心のクセです。 たとえば、 ・スポーツが得意 → リーダーに向 ...
迷ったとき、人は一人で戦わなくていい
今の時代、正解が見えにくくなっています。 会社の言うことも、ニュースの言葉も、どこかちぐはぐ。 「このままでいいのかな…」と不安になる人も多いでしょう。 そんなとき、私たちを導いてくれる存在がメンターです。 直接会わなくても、本や動画、SNSの発信から学ぶことができます。 人は一人で考えるより、誰かの知恵を借りた方が、遠回りせずに進める。 これは気合の話ではなく、ちゃんとした理由があるのです。 人の脳は“お手本”から学ぶようにできている 心理学者バンデューラは、 「人は他人の行動を見て学ぶ生き物」だと説明 ...
人は生まれつき平等…でも結果は同じじゃない
今の時代、 「生まれや環境で人生は決まる」 そんな空気を感じることはありませんか。 学歴、会社、家柄、人脈…。 まるでスタート地点ですべてが決まっているように見える社会。 でも実は、それは半分ウソです。 人は生まれつき平等…でも結果は同じじゃない 福沢諭吉の有名な言葉、 「天は人の上に人を作らず」 これは 「みんな同じ能力で生まれる」という意味ではありません。 福沢は続けてこう問いかけました。 なぜ賢い人とそうでない人がいるのか なぜお金持ちと貧しい人がいるのか その違いは生まれではなく、後から作られるも ...
「なんとなく」は、脳の自動運転
あなたは突然、理由もなく 「ここに行きたい」「この本を開きたい」 って“心がピクッ”と反応した経験、ありませんか? それ、ただの気まぐれに見えて―― 実はあなたの脳と人生が出しているサインかもしれません。 その「なんとなく」は、脳の自動運転(心理学) 心理学では、人の思考にはざっくり **直感で動くモード(速い)**と、**理屈で考えるモード(遅い)**があると言われます。 前者はパッと判断できるけど、言葉にしづらい。後者は慎重だけど、動きが遅くなる。 だから、 「説明できないけど気になる」は、脳の自動運 ...
「世界が荒れている時代」に、心を守るための考え方
最近、ニュースを見ていて 「なんだか世界がずっと不安定だな…」 と感じることはありませんか。 戦争、物価高、政治の混乱、SNSの炎上。 国内を見ても、海外を見ても、 正直、心がザワザワする材料ばかりです。 でも、ここで一つ大事な視点があります。 それが、「自分で変えられること」と「変えられないこと」を分けるという考え方です。 これは、2000年以上前から語られてきた ストア派と呼ばれる哲学の中心的な考え方でもあります。 人は「変えられないもの」に悩みすぎる 心理学の研究では、 人は「自分ではどうにもならな ...









