心がラクになる最初の一歩
「理想の自分」ばかり追いかけると、心は疲れます。
先に必要なのは、頑張ることよりも “今の自分をそのまま見ること” です。
これが「あるがまま」です。

地図アプリのたとえでわかる
たとえばスマホの地図アプリを想像してください。
地図アプリって、まず「現在地」が表示されますよね。
もし現在地を見ずに、いきなり目的地だけ見て、
「私はもう着いてるはず!」
「なんで着けないの!」
って言い続けたら、どうなるでしょう。
迷ってイライラして、余計に疲れます。
心もまったく同じです。
- 目的地=「こうあるべき自分」(完璧・強い・すごい自分)
- 現在地=「いまの自分」(不安・焦り・悔しい・弱いところも含む)
目的地ばかり見て、現在地を見ないと、心の中でケンカが起きます。
そのケンカが「葛藤(モヤモヤ)」です。

学校生活でも起きる心のケンカ
たとえば、テスト前。
本当は不安なのに、
「不安になるのはダメ」
「私は余裕がある人間のはず」
って、自分に言い聞かせることがあります。
すると心はこうなります。
- 表:余裕のフリ
- 裏:不安でいっぱい
この二重生活みたいな状態が、心を消耗させます。
ここで大事なのは、才能でも根性でもなく、たった一言です。
「今、不安なんだな」
「今、焦ってるんだな」
「今、悔しいんだな」
この“現在地の確認”をすると、心のケンカが止まりやすくなります。
地図で現在地がわかると進めるのと同じで、
心も「今の気持ち」を見つめられたとき、次の一歩が決まります。

まとめ
「あるがまま」とは、ダメな自分を正当化することではありません。
ただ 事実を事実として見ること です。
理想(目的地)に向かうにも、まず現在地が必要です。
だから、あなたが変わりたいなら——
「あるべき」を追いかける前に、「いま」を見てあげてください。
それだけで、心は少し静かになります。