世の中の裏側に気づいていた人たちの予感
ここ数年、社会の中でおかしいなと感じていた人たちは、今のような混乱が起きることを予想していました。「年金制度はもう持たない」「終身雇用は幻だった」こういった声が少しずつ現実になってきています。
例えば、物価が上がっても給料が増えない、毎日頑張って働いても生活がなかなか楽にならない。これはもう「頑張れば報われる時代」ではないと言う証拠です。
それでもそんなことを早くから話していた人たちは、変な目で見られたり、テレビに出ることができなかったりしましたけれども、アインシュタインの言葉を思い出してみましょう。「知識よりも想像力の方が大切だ」と彼は言いました。
つまり、見えないものを感じ取り未来を読み取る力が、これからの試合に必要だと言うことです
またブッダも「すべては変化する」と教えています。だからこそ今は混乱の中にあるけれど、これは新しい時代が始まる夜明け前なのかもしれません。
働いても楽にならない現実。それでも
日本では真面目に働いていても生活がなかなか楽にならないと言う声があちこちで聞こえます。OECDの調査によると、日本の給料は他の先進国と比べて低く生活のゆとりがありません。「努力しているのに、なぜ?」と感じるのはあなた1人では無いのです。
だからといってあきらめる必要はありません。私たちは外の世界に期待しすぎていたのかもしれません。会社や政府にすべてを任せてしまって、自分の生き方を見失っていたのかもしれません。
今こそ、立ち止まって考える時です。自分はどう生きたいのか、誰の声を信じるのか、そうやって、自分の内なる声に耳をすませてみてください。あなたの中に既に答えはあるのです。
静かに1人で自分の道を歩く
これからの時代、必要なのは1人で立つ力です。もちろん誰とも関わらずに生きるということではありません。だけど、人の目を気にしすぎたり、大きな波に飲まれたりするのではなく、自分だけの小さな道を見つけてあることが大切なのです。
人混みの避け、テレビやSNSの騒がしさから少し距離を置いてみましょう。静かな場所で自分の本当の気持ちに向き合ってみてください。例えば自然の中を歩いたり、手書きで日記をつけてやり、小さな祈りを捧げることも良い方法です。
世の中はどんなに変わっても、自分の心が落ち着いていれば流される事はありません。わからないことが多い。今だからこそ、自分を信じる力が求められているのです。