ゆる~く幸福な生き方

コンフォートゾーンはデンジャラスゾーン

 

私たちは快適で安全な環境にいることを好みます。これをコンフォートゾーンと呼びます。しかし、このコンフォートゾーンに長く留まり続ける事は本当に私たちのためになるのでしょうか?

安定した仕事や生活は安心感をもたらします。しかし、同じ場所に留まり続けることで、新しいチャンスを逃したり、成長の機会を失ったりすることもあります。

 

 

1・人間は本能的に現状維持を求める

●安定を求めるのは自然なこと

人間は、本能的に安全な状態を維持しようとします。これは生存本能に基づいた行動です。変化にはリスクが伴うため、無意識のうちに今のままでいたいと思ってしまうのです。

例えば、安定した職についていると、「転職したら失敗するかもしれない」「収入が減るかもしれない」と不安になり、新しい挑戦を避けようとする人が多いです。これは変化によって予測できない未来が訪れることを恐れる気持ちから生まれます。

●安定した地位を守りたくなる心理

安定した職業や立場を手に入れるとそれを手放したくないと思うのは当然のことです。例えば大企業で働いている人がベンチャー企業に転職するのは大きな決断です。安定した給料や福利厚生がある環境を捨てるのは怖いからです。

しかし、この守りの姿勢が私たちを成長から遠ざけてしまいます。変化を恐れすぎると、新しいチャンスに気づかなくなり、時代の流れに取り残される可能性があります。

●既得権益の罠

よく既得権益を守ろうとする人は変化を嫌うと言われます。確かに自分が気づいた地位や特権を失いたくないと言う気持ちは強いです。しかしその気持ちが強くなりすぎると柔軟な考え方ができなくなり、新しい可能性を遠ざけてしまうことになります。

現状維持の危険性

●変化を拒むことで失うもの

今のままでいいと思い続ける事は、一見安全な選択肢のように見ます。しかし世の中は常に変化しています。自分だけが留まっていると、いつの間にか時代遅れになってしまうのです。

例えば、携帯電話の進化を考えてみましょう。昔はガラケーが主流でしたが、スマートフォンが登場し、今ではほとんどの人がスマホを使っています。もし携帯電話会社がガラケーのままで良いと考えていたら、今頃競争に負けて市場から聞いていたかもしれません。

●危機的状況では、現状維持が命取りになる

もし自分の家が火事になったらどうするでしょうか大切な家具を守りたいからといって、家にとどまっていたら、命の危険があります。多くの人は、まず自分の命を守るために家から飛び出すでしょう。

これは私たちの人生にも当てはまります。状況が大きく変わっているのに、今のままでいたいとしがみつくと大きな損害を受けるのです。

●成長の機会を逃す

スポーツ選手が試合に勝つためには、常にトレーニングを続け、技術を磨く必要があります。しかし、今の実力で充分と思って努力を止めてしまうと、他の選手に追い抜かれてしまいます。

人生も同じです。常に新しいことに挑戦し、学び続けることで成長し続けることができます。しかし、今のままでいいと思っていると、新しいスキルを見つけるチャンスを逃し、時代に取り残されてしまうのです。

 

 

まとめ

●人間は、本能的に安全を求め、現状維持を頼む

●しかし、変化を拒むと、新しいチャンスや成長の機会を逃す

●現状維持にこだわりすぎると、時代に残される危険性がある

●変化を受け入れることで、新しい可能性が開ける

●恐れずに一方踏み出せば、人生はより豊かになる

 

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  • この記事を書いた人

上昇亭のりんこ(管理者)

職場に馴染めない、パワハラ遭遇→うつ病 、左遷、頑張っているのに低評価→うつ再発、そして退職勧奨を受け退職。サラリーマンであれば絶対体験したくないことをほぼコンプリートさせていただきました。それでも独りひっそりビジネスで再起を図っています。

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