ゆる~く幸福な生き方

未来を先取りする生き方 〜「なりたい自分」は今ここから始まる〜

「いつか自分は理想の自分になりたい」──
そう思いながら、時間だけが過ぎていく。
でも、本当の変化は“未来を待つ”ことではなく、“未来を先に生きる”ことから始まります。

たとえば、「いつか英語が話せるようになりたい」と思うなら、
「話せるようになった自分なら、今日は何をしているだろう?」と考えてみるのです。
その答えが「5分だけでも英語の動画を見る」なら、それを今すぐやる。
それが“未来の自分を先取りする”第一歩です。

🔹科学が示す「先取り行動」の力

スタンフォード大学の研究によると、
「理想の自分になった後の行動を今から取り入れる人」は、
ただ目標を立てる人よりも3倍早く成果を出すそうです。
脳は「現実」と「想像上の行動」を区別できないため、
“理想の自分のふり”をするだけで、
脳の中ではすでにその自分になったと錯覚が起こり、行動力が上がるのです。

言い換えれば、「未来を演じる人が、未来を作る」のです。

🔹今ある「資源」を使い切る

未来を先取りするには、
「今持っているもの」に目を向けることが大切です。
資源というとお金を想像しがちですが、
本当の資源はもっと広い意味を持ちます。

それは──知識、経験、人とのつながり、そして“時間”です。

たとえば、スマートフォンがあるなら、
YouTube大学や無料のオンライン講座で世界中の知恵を学べます。
SNSを通じて、自分の考えを発信し、同じ志を持つ人とつながることもできます。
資源は探すものではなく、“今、手の中にあるものをどう使うか”なのです。

🔹「今この瞬間」から始める

私自身、リストラを経験し、不安と孤独の中で
「どうせならこの経験を“光に変えたい”」と思いました。
そのとき選んだのが、ブログという発信の道でした。
文章を書くことで、自分の内側を整理し、
誰かの希望になれたら──それが、理想の自分に一歩近づくことだと気づいたのです。

気づけば、パソコンとネット環境、これまでの経験、
そして「伝えたい」という気持ち。
それらがすべて“未来への資源”になっていました。

🔹3つの実践ポイント

完璧を求めない
未来を先取りするには、「未完成でも動く勇気」が必要です。
大切なのは“完璧”ではなく“進行形”です。
100点を目指すより、50点でもいいから一歩踏み出すこと。
それが現実を動かします。

続けることを恐れない
行動は「習慣」になったとき、初めて力になります。
東京大学の研究でも、
「継続的な挑戦をする人ほど、脳の可塑性(変化する力)が高まる」
と報告されています。
毎日の小さな行動が、あなたの思考回路を“理想の自分仕様”に変えていくのです。

他者から学ぶ
メンターや本、信頼できる仲間の存在は、
迷いを照らす“灯台”になります。
たとえ孤独でも、学ぶ姿勢を持つ人のもとには、
必ず必要な出会いが引き寄せられます。

🔹未来は「今」の延長線上にある

未来を創るのは、明日の自分ではありません。
今日、ここにいる“あなた”です。
たとえ資源が少なくても、
その少しを活かした瞬間から、未来は静かに動き始めます。

「未来を先取りする」とは、夢を空想することではなく、
“未来の自分のエネルギー”で“今”を生きること。
その姿勢こそが、混とんとした時代を照らす光になるのです。

Recent Posts

  • この記事を書いた人

上昇亭のりんこ(管理者)

職場に馴染めない、パワハラ遭遇→うつ病 、左遷、頑張っているのに低評価→うつ再発、そして退職勧奨を受け退職。サラリーマンであれば絶対体験したくないことをほぼコンプリートさせていただきました。それでも独りひっそりビジネスで再起を図っています。

-ゆる~く幸福な生き方