資本主義は成長し受けることが前提だった
資本主義とお金を使ってもっとお金を増やす仕組みです。1900年頃から本格的に始まり、人々の生活は急に豊かになっていきました。でもそれは経済がずっと成長し続けると言う前提のもとに動いているものです。例えば会社はずっと売り上げを増やしていかないと倒産してしまうように、この仕組みは止まると崩れる不安定なものでもあります。
借金から生まれるお金、それが現在の仕組み
実は私たちが使っているお金の多くは、実際には存在しない数字に過ぎません。銀行は貸し出しているお金の多くは、預金の何倍もの額を数字上で作り出して貸しているのです。これを信用創造といいます。例えばあなたが100,000円を銀行に預けたら、その銀行は1,000,000円以上のお金を誰かに貸し出すことができます。それはまるで魔法のようにお金が生まれる仕組み。でも、この魔法には裏があり、全てが借金によって動いていると言う現実があるのです。
豊かさが続かない理由。それは人口減少
資本主義は働く人と買う人がたくさんいないと成り立ちません。そのため人口が増えることがとても大事でした。でも日本ではこれから人口がどんどん減っていくと言われています。2100年には今の半分以下6000万人になるとも予測されています。これでは、今までの資本主義は続けられません。つまり、今のままでは、豊かさが失われていく未来が近づいているのです。
日本政府の新しい戦略:外国人がカギになる?
●外国人を呼び込む計画が進行中
日本政府は2030年まで200兆円を使って海外からの人を呼び込む計画を立てています。例えばデジタルノマドと呼ばれる旅をしながら仕事する外国人に対して税金を安くしたり、保険を手厚くしたりといった優遇政策を用意しています。これを働く人を増やし、税金も増やすための対策です。
●日本人よりも、外国人が優遇される時代?
今の日本では、日本人のフリーランスよりも海外から来たフリーランサーの方が優遇されるような制度でもできつつあります。例えば、日本で頑張っている人が「怪しい」と言われるような働き方をしてるのに、外国人は歓迎される。この矛盾は今の日本の大きな問題でもあります。
「自由に働くこと=怪しい」その考え方を手放そう
実業家の堀江貴文さんも言っています。「好きなことで食っていく事はもう普通の時代だ」と。例えば自分の家でパソコンを使って仕事をする人が怪しいと思われることがありますが、世界ではこれが普通です。自分の得意なことで場所にとらわれずに働くことこそ、新しい自由な生き方なのです。
自由になるために必要なこと:洗脳から目を覚ます
●昭和平成の価値観に縛られない
「会社で働く事は正しい」「スーツを着て通勤するのが普通」そんな考え方は昭和や平成の時代に作られた常識です。
でも今は時代が変わりつつあります。その古い常識から自由になれば、もっと自分らしく生きることができるのです。
●怪しいと思ってしまうことこそが洗脳
例えば、SNSで収入を得る人が1人でYouTubeをしている人を見てそうなのがうまくいくわけないと思うかもしれません。でもそれは過去の考えに縛られているだけ今世界では個人で自由に生きることが普通になってきているのです。大事なのは、自分の目で物事を見ること、そして信じる力を持つことです。
新しい時代は、自分の心を信じることに開かれる
本当の自由とお金をたくさん持つことではなく、自分らしく幸せに生きることです。それは外の世界を変えるよりも自分の内側を変えることで始まります。自分の心の声に耳をすませば、どんな時代でも幸せに生きることができるのです。例えば今は小さな収入しかなくても、それが自分の好きなことであれば、そこから世界はどんどん広がっていきます。