スイッチが入ると、景色が変わる
ある体験をきっかけに、興味や価値観の“スイッチ”が入ることがあります。
すると不思議なことに、同じ場所・同じ景色なのに、急に「関連する情報」が目に入るようになるんです。
これは、世界が急に変わったわけではありません。
人は、意識していること/気にしていること以外は、そこにあっても“見えていない”状態になりやすいからです。
目の前の現実の感じ方は、「意識の向け先(注目点)」で形づくられます。
言い方を変えると、現実とは“注意の集まり”。
どこに光を当てるかで、同じ部屋でも明るさが変わるように、あなたの世界の手触りも変わっていきます。

妊娠を知った瞬間、街の情報が増える
たとえば、身近な人の妊娠を知ったり、自分が妊娠したりしたとします。
その瞬間から、街で妊婦さんやベビーカー、赤ちゃん用品がやたら目に入るようになる。
「え、最近増えた?」と感じるほど。
でも実は、それらは前から同じように存在していたんですよね。
変わったのは「世界」ではなく、**自分の意識の向き先(アンテナ)**です。
人は、気にしている情報だけを強く拾います。
だから現実の見え方は、出来事そのものよりも「注目」によって形づくられるんです。

なぜ“見えてなかったもの”が急に見えるのか
ここで大事なのは、私たちの脳は全部の情報を受け取るには忙しすぎる、ということ。
だから脳は、勝手に“重要そうなもの”を優先して拾います。
妊娠の例なら、赤ちゃんに関する情報は「いまの自分に関係が深い」ので優先順位が一気に上がる。
すると、今まで背景に溶けていたものが、前にせり出してくるように見えるんです。
これ、逆に言えば希望でもあります。
もしあなたが今、しんどい情報ばかり拾ってしまうなら、アンテナが“疲れの周波数”に合っているだけかもしれない。
世界が終わってるんじゃなくて、あなたの心が「休みたい」と言っているだけ、という可能性もあります。
アンテナは、壊れていません。
向きを変えられるだけです。ゆっくりで大丈夫。

まとめ(混沌の時代を生き抜くメッセージ)
同じ景色でも、現実の感じ方は「意識の向け先」で変わります。
だからこそ、混沌とした時代ほど、あなたが何に注意を向けるかが“人生の質”を決めていきます。
まずは小さくでいい。
今日、空を見上げる。
温かい飲み物をゆっくり飲む。
自分を責める代わりに、「よくやってる」と一回だけ言ってあげる。
その一滴が、心の海の色を変えていきます。
世界は、あなたの注意というライトで照らされている。
だから今日も、あなたがあなたの味方でいてください。
(アンテナの方向転換、たまにカーナビより賢いです。)